MANUAL
Xcode連携の設定
XcodeのClaude・Codexの判定と、Antigravityの観測を、SBBにつなぎます。
OVERVIEW
概要
XcodeのAgentをSBBにつなぐ設定です。つなぐと、Xcode内蔵のClaude / Codexの完了をSBBが判定し、Xcode内蔵のClaude / Codex / Antigravityの作業状況(作業中/待機中)を表示します。
Antigravityは、観測のみです。判定(Judge)は行わず、フックの設定も不要です。
設定は、あなたの操作で。
SBBがXcodeのフォルダを読むのは、あなたがフォルダを選んで許可したあとです。Agentのフックを書き込むのは、各Agentの「設定する」または「設定ファイルを生成」を押したときだけです。
BEFORE YOU START
準備
- SBBが起動していること。
- XcodeのCodingAssistantフォルダ(
~/Library/Developer/Xcode/CodingAssistant)があること。 - PCCによる判定には、macOS 27以降、Apple Intelligenceに対応したMacと地域が必要です。使えない場合の動作はサポートのFAQをご覧ください。
STEPS
設定の手順
1. フォルダの読み取りを許可する
- SBBの設定(Settings)を開き、Connectionsタブの「Xcode」を表示します。
- Xcode連携を有効にする… を押します。
- フォルダ選択パネルが開きます。
~/Library/Developer/Xcode/CodingAssistantが最初から表示され、非表示の項目も表示されます。そのフォルダを選び、許可 を押します。 - 「Xcode連携」の状態が 接続済み に変わります。
選べるのは、パスの末尾が /Library/Developer/Xcode/CodingAssistant のフォルダだけです。別のフォルダは受け付けません。SBBは、選んだフォルダの中だけを読み取ります。
macOSのフォルダ選択パネル(CodingAssistantフォルダが選ばれた状態)
2. Claudeの判定を設定する
- 接続後に表示される「Judge」の欄で、Claudeの行の 設定する を押します。
- SBBが、CodingAssistantフォルダ内のClaudeの設定ファイル(
ClaudeAgentConfig/settings.json)に、UserPromptSubmitとStopの2つのフックを追加します。 - 最初の変更の前に、元のファイルのバックアップ(
.sbb-backup)が作られます。
フックは、システムの curl で、この Mac 内(127.0.0.1)のSBBへ内容を渡すだけのコマンドです。SBBが動いていないなどで失敗しても、Agentの作業は止まりません。
3. Codexの判定を設定する
- Codexの行の 設定ファイルを生成 を押します。
- SBBが、CodingAssistantフォルダ内にCodex用のフック設定(
codex/hooks.json)を生成します。 - 表示が 設定ファイル生成済み(trustが必要) になります。
Codexは、フックを信頼(trust)するまで実行しません。信頼の確認は、あなたがCodex側で行ってください。SBBはCodexのconfig.tomlを変更せず、信頼を自動化しません。
4. Antigravityは、設定不要
フォルダの許可が済めば、AntigravityはXcodeの監視の対象になります。作業中か待機中かが、SBBに反映されます。Antigravityの作業が終わってから待機中の表示に変わるまでには、30秒ほどかかります。
CHECK
接続の確認
- 「Xcode連携」が 接続済み になっている。
- Xcode監視(Claude / Codex / Antigravity) が 稼働中 になっている。待機中 の場合は、別のSBI Runtime(VS Code拡張など)が先に使われていて、監視はそちらで行われています。
- 「Judge」の欄で、Claudeが 設定済み、Codexが 設定ファイル生成済み(trustが必要) になっている。
- Xcodeで短い作業をAgentに依頼し、終わったときに判定結果の通知が表示される。
VS Codeの拡張機能がすでにフックを設定している場合は、VS Code拡張が設定済み と表示され、SBBは何も追加しません(二重に評価しないためです)。
SBB Dashboardで確認する
メニューバーのSBBアイコンから ダッシュボードを開く を選ぶと、Dashboardが開きます。今日のCONTINUE・FIX・HUMAN_REQUIREDの件数、直近の判定結果(理由や次の指示つき)、それまでの判定履歴(History)を確認できます。
SBB Dashboard(直近の判定とHistory)
UNDO
連携をやめる・元に戻す
- 判定をやめる:Judgeの欄で、各Agentの 解除 を押します。SBBが追加した項目だけが取り除かれます。
- フォルダの許可を取り消す:無効にする を押します。SBBは、そのフォルダを読めなくなります。
フックを取り除きたいときは、先に各Agentの「解除」を押してから、「無効にする」を押してください。
TROUBLESHOOTING
困ったとき
フォルダを選んでも受け付けられない
選んだフォルダの末尾が /Library/Developer/Xcode/CodingAssistant になっているかをご確認ください。それ以外のフォルダは受け付けません。
「再設定する…」と表示される
それまでの許可が使えなくなったときの表示です。もう一度フォルダを選び、許可してください。
「既存の設定ファイルを読み取れないため、変更しませんでした。」と表示される
SBBは、読み取れない設定ファイルを書き換えません。ファイルの内容をご確認ください。
判定の結果が届かない
- SBBが起動しているかをご確認ください。
- Codexの場合は、Codex側でフックを信頼済みかをご確認ください。
- いつもHUMAN_REQUIREDが返る場合は、PCCを利用できない可能性があります。サポートのFAQをご覧ください。
WHAT SBB READS AND WRITES
SBBが読み取る・書き込む内容
読み取る内容
- Claude:セッションの状態と、作業フォルダ
- Codex:セッションの区切りと、プロセス情報
- Antigravity:作業フォルダと、ファイルの更新状況(メタデータ)のみ。データベースの中身は開きません。
書き込む内容
各Agentの「設定する」または「設定ファイルを生成」を押したときだけ、そのAgentのフック設定を書き込みます。
判定のために送る内容
Xcodeのフックでは、ユーザーのプロンプト全文と、Agentの最後の返信が、この Mac内のSBBに渡され、判定のためにAppleのPrivate Cloud Computeで処理されます。Sanaryのサーバへは送信しません。